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虫歯はどうしてできるの？
 虫歯の原因は「口のなかのばい菌」「食べ物の好み」「歯自体の強さ」と、さまざまの要素が絡みあって、虫歯ができます。
例えば、食べる時唾液は消化液として、それ以外の時は、優れた洗口液の役割があり、しかも細菌のみならずウィルスに対しても殺菌し、いつも口の中を一定の環境に整える働きがあります。この唾液の分泌が悪かったり、口呼吸すると、口の中は、いくら磨いてもすぐに、ばい菌だらけになります。
ですから、虫歯の予防といっても歯ブラシだけでは限界があるのですが、歯ブラシしか有効な方法がないのも確かです。 最近はフッ素で歯自体を強くする、など言われていますが、基本的には歯ブラシがきちんとできて、はじめてフッ素の効果があるものであり、あくまで補助的と考えてください。
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虫歯のC1～C4までの流れ
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う歯第１度
エナメル質（歯のいちばん固い外側の部分）が細菌に溶かされはじめます。 エナメル質には神経がないので痛みなどはありません。 歯の表面が白くにごっていたり、茶色に着色してザラついていたりしますが、 まだ穴になっていません。 |
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う歯第2度
細菌が象牙質（エナメル質の次にある部分。歯の神経を守る壁）にまで達しています。 穴があき、黒っぽくなって見ためにわかるようになります。 冷たいものを食べたり飲んだりすると、歯がしみることがあります。
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う歯第3度
むし歯が大きな穴になって、象牙質の全てに及び、歯髄（神経）にまで達しています。 猛烈に痛いのでどこが痛いのかもわからなくなって、麻酔もききづらくなります。 この状態になると冷たい物より熱い物がしみるようになりほとんどの場合、 神経を取り除く治療となります。
神経はなるべく取らないほうが良いので冷たい物がしみているうちに歯医者に通院したほうが良さそうです。 |
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う歯第4度
穴がどんどん広がって、根っこだけになってしまっている状態です。
このままにしておくと、歯髄が腐敗してしまい、 根の先に炎症を起こし、歯茎の中の骨が溶けて、 さらに痛みが起こり、熱が出ることもあります。 抜歯になる事が多い末期症状です。 |
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